目の前をちょこちょこ飛ぶ虫、一度は経験したことがあるのではないでしょうか。
とてもうっとおしいですよね。
そのうっとおしいと思われている虫が危険なのです。
今回は、目の前を飛ぶ虫の正体と目に入ってくる理由、そしてなぜ目に入ると危険なのかをご紹介してみますね。
この理由を知らないと恐ろしいですよ><
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目や顔の周りを飛んで目に入ってくる虫の正体は?
目の周りや顔の周りをちらちらと飛ばれたら誰でもうっとおしいですよね。
自転車で走っていて目に入ったことがある方も結構いるんじゃないでしょうか。
目の中に入られてしまったら、痛みもあるし危険なのだといわれている虫。
その虫の正体は、メマトイといわれる虫なんです。
引用:https://pbs.twimg.com/media/B3Rjbh-CMAAY8Of.jpg
メマトイは、ハエ目ショウジョウバエ科に属します。
メマトイの種類もそこそこいるようで数十種類生息していることが報告されていますね。
大きさはというと4㎜程度なので本当に小さいんです。
体長が小さすぎるために目に入って取り出すのも手こずることが多いのではないでしょうか。
メマトイですが、目の周りを飛ぶ理由は、分かっていないようです。
メマトイが目に入ってくる理由は?
メマトイが目の中に入ってくる理由として今最も有力な情報は、コチラ!
・涙や目やにの成分がメマトイの好物である可能性が高い。
・メマトイの好物はたんぱく質。
・光やレンズによって来る。
メスが飛んで目に入ることはほとんどなくオスばかりが入ってくるんです。
オスばかりがなぜ目に飛んでくるのか気になりますよね。
実は、涙に含まれている成分がメマトイのメスのフェロモンととても似ているそうです。
そのために、オスが引き寄せられてくるんですよΣ(・□・;)不思議ですよね!
メマトイが目に入ると危険なのはなぜ?
メマトイが目に入ると危険な理由なのですが、メマトイそのものが危険なわけではありません。
メマトイにいる線虫(東洋眼虫)が目の中に寄生することが危険なのです。
もともと東洋眼虫は、犬や猫などに寄生することが多い虫なんです。
偶然が重なってしまうと、人間の目にも寄生してしまうことがあります。
虫が直接寄生するわけではなく、卵が目の中に入ってしまうのだとか・・・。
メマトイの卵もとても小さいです・・メマトイは体長が4㎜程度の成虫ですからね。
孵化には、1か月程度かかるようです。
急激な目やにや違和感がある場合は、必ず眼科を受診するようにしてください。
ちなみに寄生する東洋眼虫はコチラ!
引用:http://www.hasui-vet.com/hasuir/img/i53b7d864e571d.JPG
白色のミミズですねΣ(・□・;)
目の中に寄生されると思うと気持ち悪いですね><
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赤ちゃんや小さい子供ペットがいる場合の対策は!?
悩まされるのがメマトイ対策です。
赤ちゃんや小さい子供さんは、無防備。
それはペットも同じことが言えます。
外出するときは目に入らないような対策が必要です。
例えば、ベビーカーなどに乗っている赤ちゃんの場合は虫よけネットのようなものが売られています。
歩くようになった小さい子供さんの場合は、子供用虫よけスプレーなどを使用するほうが良いですね。
メマトイを完璧に排除することはできにくいのが現状のようです。
家の中でできる対策は、ハッカスプレーやハーブなどを置くというのもありですね。
ハッカスプレーはリフレッシュ効果でなく、虫対策にもよく使われます。
小さい子供さんたちには少し匂いがきついところもありますが、対策の1つとして覚えておくとよいですよ(*^_^*)
ハッカスプレーの作り方をご紹介(*^_^*)
<ハッカスプレーの作り方>
準備するもの:アルコール耐性容器・無水エタノール・精製水・ハッカ油
『作り方』
①ハッカ油2ml・無水エタノール10ml・精製水90mlを準備する。
②無水エタノールとハッカ油をよく振って混ぜる。
③その後精製水を入れて混ぜると出来上がります。
*注意点*
・スプレーをするときは、目に入らないようにすること。
・100均の容器を使う場合は下記の表示を参考に!
PP(ポリプロピレン)・PE(ポリエチレン)・陶器・ガラス製・耐アルコール性・耐油性
いずれかの容器でないと溶けてしまうことがあります。
あと、無水アルコールを使うため気化しやすい点もご注意くださいね。
是非メマトイ対策に使ってみてください。
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まとめ
目の前を飛ぶ虫の正体がようやくわかりましたね!
メマトイというショウジョウバエでした。
一見そんなに危険度はなさそうなのに、危険が隠されているとは…。
目の中に入らないような工夫をしてみてください。
赤ちゃんや小さい子供さんは、自分で守ることがまだまだできません。
虫などが来ないような対策も考えてみてくださいね。
ハーブ系の匂いは基本的に虫は嫌いますのでうまく使ってみてはいかがでしょうか。
赤ちゃんや小さい子供さんがいるご家庭は、あまりキツイにおいはお勧めできませんので、そのあたりも少し考えてみてくださいね!(*^_^*)
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