足のトラブルは冬に多いと思われる方が多いと思います。
しかし、春から夏にかけて多い多形滲出性紅斑という足のトラブルがあります。
主な症状は痒みを伴う赤いブツブツが足にできるというもの。
足のぶつぶつには色んな病気が隠れている事が多いのですが、今回は多形滲出性紅斑の症状と、原因、治療法などをまとめました。
多形滲出性紅斑(たけいしんしゅつせいこうはん)ってどんな病気?
多形滲出性紅斑とは身体の左右対称に丸くて隆起した紅い皮疹が出現する皮膚病の事です。
紅いぶつぶつ(皮疹)の周囲は盛り上がり中心がへこんでいるのが特徴。
はじめは小さなぶつぶつが合体して大きくなる事もあります。
なんで症状が出るの?原因は?
多形滲出性紅斑の原因は複数考えられていますが、ウイルスや薬剤に対する過剰な免疫反応が多いようです。
また、ヘルペスやマイコプラズマのあとに出現する事もあります。体調が悪くなってきたら症状が現れるという人もいます。
しかし、原因不明という事も多い皮膚病です。
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多形滲出性紅斑の症状とは?
痒みを伴う赤いぶつぶつが身体の左右対称に出る症状でぶつぶつは丸く中心にくぼみがあるのが特徴です。
それぞれ小さい粒が繋がって大きな水ぶくれになる事もあります。
主に手、足などの四肢に現れ放っておくとどんどん広がっていきます。
これは私の経験ですが、ずっと「かゆい」わけではないのですが、何かのタイミングでものすごくかゆくなったりします。
本当に辛いです…。
うっかり患部を床にこすったり(正座など)すると悪化したりするのでなかなか症状が改善せず、
よくなったと思ったらまた悪化する…を繰り返しイライラしてが~!!っと書いてしまう事も…。
特に夏に素足で出かけて日焼けをすると一気にブツブツが広がります。
体調不良な時や食生活の乱れから症状が出る事が多いのですが、夏をすぎるとパタッと症状がなくなるのも特徴ですね。
とにかく触らない事が一番です。
痒い時も我慢して、触らないようにすると2週間ぐらいで徐々に改善されます。
若い女性に多いとよく言われていますがアラフォーの私も毎年症状が出ますので、年齢は関係ないと思います。
放っておくと重症化する事もありますので症状が出たら皮膚科を受診しましょう。
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多形滲出性紅斑の治療法と予防法
多形滲出性紅斑にはステロイド軟膏と抗ヒスタミン薬を処方されることが多いのですが、軟膏は気休め程度でほとんど効果はありません。
要は身体の中の問題だからです。発熱や肝機能障害などの症状が出てしまい、重症化した場合はステロイド薬の全身投与を行う事もあります。
多形滲出性紅斑にはいろんな原因があるので、今の所この方法で必ず予防できるっという対策はありません。
ほとんどは2~4週間で自然治癒するのですが、すぐに再発する事もあります。
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とにかく患部を刺激しないで
このぶつぶつとした所を床に擦ってしまったりすると全然治りません。
しかし、夏は素足でいる事が多く、うっかり床に座った時に擦ってしまう事がありませんか?
蒸れない方が治りが早いのですが、外部の刺激でより痒くなってしまうのを防ぐ為に通気性のいい絹の靴下を室内でも履いておくのをお勧めします。
この靴下は指も分かれていていいですよ^^
夏でも足さらさらで過ごせます^^
関連記事:繰り返す足の甲のかゆみとぶつぶつ!皮膚が象のようになる慢性湿疹の体験談と対処法!
まとめ
多形滲出性紅斑と一言で言っても人によって治り方も様々。
私は毎年6月~9月までずっと悩まされ続けます。
症状がよくなったり悪くなったりを繰り返し、季節が変わる事で自然治癒する感じです。
原因が特定できない、予防のしようがないので、なるべく睡眠をよくとって栄養が偏らないように心がけ、皮疹が広がらないように掻かないようにしています。
どうしてもかゆくて仕方ない場合は保冷材などを患部に当て、痒みを抑えたりするなどの工夫をしてこの季節を乗り切りましょう。
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