突然足がかゆくなった事がある人は多いと思います。
それを放っておいたら大変なことになるかもしれません。
足がかゆくなる原因は様々、今回は足の甲にかゆみが出た場合に疑う原因をまとめてみました。
足の甲がかゆい!そんな時に疑う5つの原因とは?
1.掌蹠膿庖症(しょうせきのうほうしょう)
【症状】
掌蹠膿庖症とは手のひら、足の裏に膿をもった小さな膿疱ができる慢性疾患の事です。
患部に赤みを帯び、次に膿のたまった膿疱とカサカサとした赤い発疹ができ、しばらくするとかさぶたになり皮がむけます。
人によっては、、手足の甲やすねなどにもできる事もあります。
膿がたまっているので細菌が悪さをしているように見えますが、調べても細菌はいません。
また、痛みもありません。
細菌がいませんので他の部位にうつる事も、人にうつることもありません。
爪も厚くなったり、くぼみができたりするので一見「爪水虫?」っと思う事もありますが
掌蹠膿庖症の症状の一つです。
水虫かどうかは皮膚科で検査をしてもらえばわかりますので検査をしてもらいましょう。
2.多形滲出性紅斑(たけいしんしゅっせいこうはん)
【症状】
多形滲出性紅斑とは身体の左右対称に丸くて隆起した紅い皮疹が出現する皮膚病の事です。
紅いぶつぶつ(皮疹)の周囲は盛り上がり中心がへこんでいるのが特徴。
はじめは小さなぶつぶつが合体して大きくなる事もあります。
特徴としては体の左右対称に症状が出て、痒みを伴います。
主に春から夏にかけて症状が出る事がおおい皮膚病です。
3.むずむず脚症候群
【症状】
その名の通り足がむずむずする症状の事。
あまり知られている病気ではないのですが、日本人の2~5%がこの病気にかかっているそうです。
「レストレスレッグス症候群」や「下肢静止不能症候群」と呼ばれる事もあります。
じっとしている時に足の不快な感覚と足を動かしたいという欲求が強くあり、足を動かす事で症状が軽くなったり、消える事も。
夕方から夜にかけて症状が強まる事も特徴です。
なぜこの症状が起こるのかは実はまだよくわかっていませんがドパミン神経機能障害や鉄分の不足や、遺伝子的要素が関係しているとされています。
不眠症になる人も多くみられます。
https://niko-life.com/ashinotoraburu/darui/
4.ダニアレルギー
【症状】
家ダニによるアレルギーが原因で足の甲がかゆくなる事があります。
どんなに掃除をしてもダニというのは布団やカーペットなどに沢山います。
こまめな掃除とダニ対策をして予防しましょう。
ダニは高い所になるとかなり少なくなります。
可能な人は10F以上の高層階に引っ越すというのも手です。
アトピー性皮膚炎の方はダニ対策をすれば症状がかなり軽くなりまます。
5.水虫
【症状】
水虫と言えば足の付け根や指と指の間にできると思われる人が多いと思いますが、実は色んな所に水虫は転移します。
結構知られていいないのですが、その一つが足の甲です。
足の甲は靴を履いた状態でも、常に靴の上部に接している場所なので菌が増殖しやすいのです。
症状としては初期は虫刺されのような赤いぶつぶつができ、その後赤い輪状となって広がり強い痒みを伴います。
https://niko-life.com/ashinotoraburu/footclear/
足の甲の痒みの予防策
色々な原因がある足の甲のかゆみですが、自分でできるケアをする事で予防できる事もあります。
まず一つには足を清潔に保つという事です。
靴の中は蒸れやすく雑菌が繁殖しやすい環境です。
特に夏は最悪(T_T)
できれば毎日違う靴を履いて靴の中の蒸れを逃がしてあげて下さい。
また家に帰ったら足をきれいに洗いましょう。
シルクの5本指靴下がかなりオススメですよ~^^
家の換気も大事です。
布団はこまみに天日干しをしダニアレルギーの原因となるダニを掃除機で吸うことも有効な予防策です。
まとめ
足の甲のかゆみは遺伝子要因や原因不明の場合もありますので
かゆいと思ったら自分で判断せずに皮膚科を受診する事をお勧めします。
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